市場を使った博打を「投資」と呼ばないでほしい
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株で爆損の水谷隼、FX取引で歓喜!最新スクショ投稿「トルコリラが」
水谷隼氏が、150万円を元手にレバレッジをかけて買ったトルコリラが、7カ月で約2倍になったとXに投稿していた。
その件を取り上げた記事の見出しは「株で爆損の水谷隼、FX取引で歓喜!」。過去に株で大きく負け、今度はFXで勝った人として紹介されている。
ただ、わたしにはこの人が投資に成功したり失敗したりしているようには見えない。市場を使って、合法な博打を楽しんでいるように見える。
別に博打をするなと言いたいわけではない。自分の金で、破綻しない範囲でやるなら好きにすればいい。競馬よりチャートを眺めるほうが楽しい人もいるだろう。
気になるのは、それを毎回「投資」の話として記事にして、爆損だ、今度は爆益だ、と面白がって取り上げていることだ。
株やFXを使っていれば、やっていることは全部投資になるんだろうか。長期の資産形成と、レバレッジをかけた大勝負を同じ名前で呼ぶのは、ちょっと雑な気がする。
メディアが面白がって取り上げるなら、せめて「市場を使った博打」と書いたほうがいいと思う。「投資で負けたがFXで取り返した」ではなく、「市場で博打を続けている人が、今回は勝っている」。
投資という名前をつけると、少しちゃんとしたことをしているように見えてしまう。
市場を使った投資という形式を取れば、どんなにギャンブル的に射幸性をもてあそんでいたとしてもそれはギャンブルではない、みたいなオブラートの包み方はいまいち好きじゃない。