35度の日が増えた夏を、昔と同じとは思えない

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「日本は昔はもっと涼しかった!!!」←ほんとぉ?

「昔の夏も今とそんなに変わらない」というはてな匿名ダイアリーを読んだ。気象庁のデータを比べても、長期的には1、2度しか上がっていない。最近たまたま暑い年が続いているだけだという。

いや、さすがにそれはないだろう。

昔にも35度の日はあった。そりゃある。でも、たまに35度を超えたことと、毎年のように何日も35度を超えることは同じではない。

気象庁の東京のデータで35度以上の日数を見ると、1955年から1994年までは、10年ごとの平均で年間1日から2日程度。2015年から2024年は11.2日、2020年から2025年は16.8日。2025年は29日もあった。1994年までに年間10日を超えた年は一度もない。

「ここ6年くらい暑いターンが続いている」という言い方も、ずいぶん便利である。35度以上の日は、2000年以前と以後で明らかに増えている。35度オーバーの日がこんなにある夏なんて、昔は絶対になかった。それでも6年を「ターン」と呼ぶなら、あと何年続けば暑くなったと認めるのだろう。10年か。20年か。

32、3度と35度以上では、体感もかなり違う。人間の皮膚温はだいたい33度から35度。気温がそこまで上がると、空気で身体を冷やしにくくなる。だから35度以上の日が年に何日あるかは、夏のつらさを考えるにはかなり分かりやすい数字だ。湿度が高ければ汗も蒸発しにくいので、さらにきつい。

昔にも暑い日はあった。そりゃ夏だから。でも、35度の日が年に1、2日ある夏と、20日もある夏は同じではない。普通に見ると暑くなっている。

自分が年を取って暑さに弱くなったせいもあると思っていたが、年齢のせいだけではなかった。よかった。いや、よくない。

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35度の日が増えた夏を、昔と同じとは思えない